本州最北端のこの地。冬は厳しい寒さが続きますが、見た事のない美しい銀世界が楽しめます。夏には東北三大祭りであるねぶた祭りが楽しめます。一年を通して見所満載の青森県はもちろん食欲をそそる特産品がたくさん。そんな青森県のひとコマをご紹介します。
写真提供:
青森県観光情報サイト様
記事:崔 わか奈
十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmの流れで、豊かな樹木や大小14の滝などがあり、自然美を堪能しながら歩く遊歩道もあります。
様々な奇岩が見事な渓流美を作り出していて、そのせせらぎには心身ともに癒されます。
一本タモ
推定樹齢千年。周幹7.6m・高さ14mの日本最大級のヤチタモ。
ヤチタモの特性である幹のこぶは、一見婦人の乳房に似ていることから「乳の出る神様」として崇められていて、子孫繁栄のシンボルとして人々の信仰を集めています。
※「ヤチタモ」モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹。主に家具や日常器具の材料として使用されています。
赤石川の金あゆ
世界自然遺産白神山地を源流に持つ赤石川の清流が育んだアユは「金アユ」と呼ばれ、毎年7月1日のアユ釣り解禁日には、県内外からたくさんの人が訪れます。
炭火で塩焼きにしていただくほか、町内のお店では金アユをモチーフにした和菓子も販売しています。
蓮の花まつり
猿賀公園にある鏡ヶ池には「北限の和蓮」といわれる蓮の群生が7月~8月の約1ヶ月の間、淡いピンク色の花を咲かせます。
青森県内では珍しい蓮の花を多くの人々に観賞していただくまつりです。
六戸秋祭り
勇壮な山車が町内を練り歩くほか、神輿や鶏舞・神楽などの伝統芸能が祭列に加わり、
秋の実りに感謝するお祭りです。
六戸秋まつりは仮装と山車が同時に練り歩くのが他の祭にはない特徴です。
沿道の笑いを誘う仮装行列が見所のひとつになっています。
ふじ発祥の地ふじさき
生産量世界一のりんご「ふじ」。名前にも象徴されるように藤崎町が生まれ故郷です。
日本を代表する富士山と藤崎町の一文字をとって「ふじ」と命名されました。実が大きくて歯ごたえがあり、果汁も多く、日持ちもするため、贈答用としても好まれ、蜜入りのものは特に人気があります。
浅所海岸
白鳥飛来地であり、10月下旬~3月下旬までは700から800羽の白鳥が訪れます。
遠浅の海岸になっており、夏には潮干狩りが楽しめます。
特別天然記念物「小湊のハクチョウ及びその渡来地」に指定されています。
十三湖
十三湖は南北7km、東西5km、周囲31.4kmと青森県で3番目に大きな湖で、十三の河川が流れ込むので十三湖と言われています。天然記念物のオオワシなど飛来する鳥や生息している鳥が多く、バードウォッチングが楽しめる場所となっています。
ベンセ湿原
津軽国定公園を代表する湿原の一つです。
湿原は6月中旬頃にはユリ科のニッコウキスゲの群落で黄色に彩られ、7月上旬頃になるとアヤメ科であるノハナショウブの群落で野は黄色から紫へと彩りを変えます。
他にもさまざまな植物が咲き競うこの花園は日本自然百選に指定されています。
古川市場のっけ丼
青森市民の台所、古川市場・青森魚菜センターでは、自分でどんぶりご飯にお好みの具材をのっけて作る「のっけ丼」が味わえます。「海鮮とお肉、両方味わいたい」など、自分だけのリクエストがかなえられる究極のわがままどんぶりです。
お好きな具材をチョイスして青森の旬を味わってみてはいかがでしょう。